課の成果につながるプロジェクトでも、優先度を下げますか。
※本記事にはプロモーション(アフィリエイトリンク)が含まれます。紹介する商品・サービスは、運営者が実際に利用または検討した上で価値があると判断したもののみを取り上げています。
自分の課の成果につながるプロジェクトがありました。その優先度を、下げました。
プロジェクトを、やめたわけではありません。部下の一人が、課を離れることになったときのことです。
一人が抜けたあと、課の成果は下がったと思います。
ナギ
部下の一人が、別の部署へ移りました
部の単位で見ると、優先度の高い異動でした。
課長になると、チーム全体に加えて、他部署や会社全体とのつながりまで意識します。そのことは、「引き受けの総量」の記事でも触れました。
組織をどうするべきかを考えるとき。単純な生産性の改善だけでなく、企業に何が求められているかを考えるとき。今回も、優先度を下げる前に、会社の方針と、会社に求められていることを見ました。
ナギ
課のプロジェクトの優先度を、下げました
一人が別の部署へ移る分、課のプロジェクトの優先度を下げました。
自分の課の成果と数字から見れば、進める意味のあるプロジェクトでした。それでも、そこより、会社全体への効き目を重く見ました。
関わる部下には、理由をこう話しました。
人的資本経営という観点からも、自分の部署が良ければ良し、という考えは古くなっていると思う。そう考えたときに、自部署が会社やお客様にとってどのような選択をするかで、貢献度が変わってくると思う。そして、このプロジェクトは優先度を下げるべきと考えました。
部下には、こうも伝えました。
ナギ
課の成果は、下がったと思います
一人が抜けたあと、自分の課の成果は、数字の面でも進み方の面でも下がったと思います。
ほかの人の手間も、増えました。
下がったあと、残った部下には、こう話しました。
ナギ
そのためのアイディアはいくつかある、と伝えて、協力をお願いしました。部下が持っているアイディアも、完成していなくていいので提案してほしい、とも話しました。
下げたときも、下がったあとも、部下に話した言葉には「効率」が入っていました。
育成とローテーションで、戻しつつあります
いまは、残った部下の育成とローテーションで、課の成果を戻しつつあります。一人抜けた穴は、大きいです。
判断は、それでも正しかったと思っています。会社全体として、人材の流動性を上げていく必要がある、と考えているからです。
あの判断と、いまの見方
- 決める前に見たもの:会社の方針
- そのときの事情:部の単位で見たときの、優先度
- いまの見方:一つの組織が、人を抱え込まないこと
会社全体にとってどうだったかまでは、分かりません。
あとから、ある本とつながっていると思いました
決めたあとで振り返ったとき、一冊の本を思い出しました。
橘玲さんの『幸福の「資本」論』(お金に加えて、働く力や人とのつながりも”資本”として考える本)です。役職定年がなくなる時代の準備の記事などを書くより前に、読んでいました。
なんとなく感覚は持っていたものの、それぞれの資本の大切さ、バランスが大切だと気が付きました。自分の価値観のベースになった感覚があります。
金融資産だけではなく、人的資本や社会資本も含めて、自分の持っているものを見るようになった影響は、あると思います。
まとめ|いまも、会社とお客様まで広げて見ています
似た場面では、同じように広げて見てから決めています。
課の成果は、まだ全部は戻っていません。
— Calmly. Surely. —
自分の価値観のベースになった一冊
僕は電子書籍で読みました。紹介は単行本ですが、電子版もあります。
※ここからはアフィリエイトリンクを含みます。
幸福の「資本」論
副題は『あなたの未来を決める「3つの資本」と「8つの人生パターン」』です。
- 最初の章は「幸福の3つのインフラ」
- 3つの資本の組み合わせで、人生を8つのパターンに分けて考える章がある
- 「友だちとはなんだろう?」という章がある
関連記事
🧭 次に読むおすすめ
この記事とテーマの近い順に選んでいます