4月に決めた目標を、9月に開きました "理由のある見直し"

(更新: ) 著者: ナギ
#目標管理 #中間確認 #理由のある見直し #管理職 #マネジメント #40代
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秋の机で目標のシートを開いて読み返す40代管理職の手元

9月に入ると、僕の会社では中間確認の時期が来ます。毎年、時期は決まっています。4月に立てた目標を本人が振り返って、上司と面談で確かめる場です。

課長の僕は、この月、二つの立場になります。部下のシートを受け取って、一人ひとりと面談する側。それから、自分のシートを持って、上司の前に座る側です。

その準備で、自分のシートを開きました。

先に書いておくと、書き方の話は、たぶん他の人のほうが上手に書けます。これは、開いて、何をどう見たかの記録です。

中間確認の時期が来て、シートを開いた

開いた理由は単純で、時期が来たからです。

僕の会社では、年度の初めに、会社の目標から自分の目標へ落とし込んで、シートに書きます。進み具合も、そこで管理されます。中間で確かめる場が制度として決まっているので、開くこと自体は特別なことではありません。ただ、腰を据えて読み返すのは、たいてい書いた4月以来になります。

同じ時期に、部下のぶんのシートも届きます。自分のぶんを開く前に、机の上には、もう束がありました。

白状すると、少し前までは、開くたびに「これ、誰が書いたんだ」という項目が混じっていました。最近は、年度の初めに、誰に何をお願いするかまで決めて書くようにしたので、それはずいぶん減りました。

ナギ
「これ、誰が書いたんだ」って、僕が書いたんですけどね。

ナギ

4月の目標は、少し高めに書いてある

うちの目標は、最初から少し高めです。それは背伸びの失敗ではなく、そう書くと決めているからです。

4月は、一年でいちばん先が見えない時期です。それでも、届くかどうかの線より、少し上の線で書く。だから9月に開くと、涼しい顔をしていない項目が、いくつか出てきます。

そこで諦めるのは早い、と思っています。高めに書いた目標が9月時点で苦しそうに見えるのは、ある意味、設計どおりだからです。何が問題で止まっているのかを確かめて、実現に向けて何ができるかを話す。中間確認は、そのための場だと考えています。

進んでいない項目の中身は、「遅れ」だけではなかった

自分のシートを読み返して見えたのは、進んでいない項目にも中身の違いがある、ということでした。

ただ遅れているもの。それとは別に、優先度が変わったものがあります。客先との話し合いで、ある仕事が後回しになり、代わりに別の仕事を先に進めることになった。自分たちで検討を進めた結果、これは効果が薄いと分かって、後に回すと決めた。そういう項目です。

読みながら、この半年、項目ごとに誰へ何をお願いしてきたかも思い出します。頼んだ相手の名前が、少し寄っていた気もします。

「遅れ」に見えた中に、現場が先に動いたものがありました。

僕の周りでは、予定どおりに最後まで進む仕事は、以前より減っています。

目標を見直すことを、悪いとは思っていない

見直しは、負けではありません。ただ、一つだけ決めていることがあります。見直すなら、その理由を言えること。

客先の状況が変わった。検討した結果、効果が薄いと分かった。そういう理由のある見直しは、前に進むための判断です。半年前の情報で書いた線を、今の情報で引き直しているだけで、後ろめたいことは何もありません。

避けたいのは、理由が「できなそうだから」しかない見直しです。それは見直しというより、ただ下がっているだけです。同じ「目標を変える」でも、この二つはまったくの別ものだと思っています。

見直すかどうかの最終判断は、課長の僕がします。だから部下のシートでも、理由が言葉になるまでは、一度話します。そして自分のシートにも、同じ基準を当てます。

挽回できるものは、挽回策まで一緒に決める

部下との面談で決めているのは、状況の共有だけで終わらせないことです。

遅れている項目は、どこで止まっているのかを一緒に見ます。残りの半年で挽回できそうなものは、挽回できそうだね、で終わらせずに、具体的に何をするかまでその場で話します。数字にできるものは、数字で確かめます。

期初に目標を決めるときの話は、前に評価の納得は目標設定の日に決まる、という記事で書きました。中間確認は、結果を確かめる場というより、残り半年の作戦を決め直す場だと思って座っています。

このシートは、冬にもう一度開くことになります。

まとめ|僕は制度に開かされている。それで、ちょうどいい

開く日が決まっているから、開く。僕にはそれくらいで、ちょうどいいようです。

開く仕組みが決まっていない会社なら、思い立った日で足りると思います。そして開いたとき、僕が達成率の数字より先に見ているものが、一つあります。進んでいない項目は、遅れているのか。それとも、優先度が変わったのか。

🗓 中間確認で、僕が見ること

  • 遅れなのか、優先度の変更なのかを、分ける
  • 見直しに、理由を言えるか
  • 挽回できるなら、策までその場で決める

4月の自分は、9月の現場を知りません。知らないまま、よく書いたと思います。

※この記事は、一人の管理職が自分の目標のシートを開いた記録です。目標管理の制度そのものの良し悪しを論じるものではありません。会社ごとに運用は違います。

— Calmly. Surely. —


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